免疫アップ! ウイルスや花粉に負けない体をつくる

Published on: 02/22/2020 | Last updated: 09/16/2024

さまざまな感染症が流行するなど不安要素の多いご時世。

これを機に免疫を強化しておきたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこでボディートークです。

実際、わたしはボディートークで体と心のメンテナンスをするようになってから9年間 風邪ひとつ引いていませんし、数々のアレルギーもすべて解消しました。

なぜかというと、わたしたちの体を守る免疫システムにはさまざまな構成要素があります。

ボディートークなら個々の必要に応じてそれらすべての側面から効率よく免疫力アップを図れるんです。

それでは免疫系に関わる主な要因をざっと見ていきましょう。

◎ 衛気

体の表面には東洋医学で“衛気(えき)”と呼ばれるエネルギーのバリアがあります。

これが外的要因から身を守る第一の防御機構です。

衛気が弱まると周囲の環境から悪影響を受けやすくなり、ウイルス、有害な化学物質、アレルゲンなども体内に入りやすくなってしまいます。

また、体の周囲や皮膚に常在するマイクロバイオーム(微生物叢)も有害物質を中和したり、体内に侵入した物質についての情報をシステム全体にいち早く伝えるメッセンジャーとして免疫系の一端を担っています。

これらのマイクロバイオームに栄養を与えるのも衛気の役割のひとつですので、この点においても衛気を高めておくことが重要です。

◎マイクロバイオーム

体の表面だけでなく体内にもさまざまな種類のマイクロバイオームがたくさん存在します。

鼻腔や副鼻腔に常在するマイクロバイオームは呼吸によって体内に入る有害なバクテリアやウイルスを中和しますし、口腔のマイクロバイオームは歯茎や歯の健康を維持するだけでなく食物とともに侵入した有害な微生物やバクテリアを破壊し食中毒から守ってくれます。

腸のマイクロバイオーム(腸内細菌叢)は主に飲食物の消化に関わるものと考えられがちですが、実は免疫系にも重大な影響を及ぼします。

まず栄養素をじゅうぶんに吸収できる状態が健全な免疫細胞の産生には不可欠であるということ。

また腸には数百種類のマイクロバイオームが常在していますが、そのなかの一部は免疫システムのなかでも重要な役割を担うT細胞やB細胞の働きに深く関与しています。

効率的でバランスのとれた免疫反応のためにはこれらが活性化していなければなりません。

◎骨髄

異物の侵入から体を守る免疫細胞の素となる造血幹細胞は骨盤や大腿骨の骨髄で作られます。

骨盤周りのエネルギーが滞っていたり骨が捻れているとその産生が妨げられるため調整が必要となります。

◎胸腺

ウイルスに感染したときの免疫反応の司令塔ともいえるT細胞は、骨髄で産生された造血幹細胞が

胸腺で成熟することによって作られます。

つまり、さまざまな病原体を見分けて攻撃できるようにT細胞のトレーニングが胸腺で行われているわけです。

これによりT細胞は見たこともないような病原体にでも対応できるほどの多様性を備えていきます。

しかし胸腺の機能が低下するとこのトレーニングの精度が落ち免疫システムが阻害されてしまいます。

胸腺は心臓の前面に張り付くように存在しているため心臓(心)の状態に影響を受けやすく、慢性的なストレスがかかると萎縮することがわかっています。

そのような場合には胸腺の機能を回復するための調整を行います。

◎ストレス

免疫系を含め健康であるためには心身一体のエネルギーシステム全体がバランスのとれた状態であることが重要です。

その調和を乱す要因のひとつがストレスです。

ストレスによりさまざまな形で体内のコミュニケーション網が阻害されると免疫システムも弱体化します。

また恐れや被害者意識が強い人はその意識が現実化するため、ウイルスなどに罹患しやすくなります。

つまりボディートークによって過去のトラウマを癒す、思考/行動パターンを変える、ネガティブな思い込みを手放すなどして感情的にバランスがとれて、精神的に安定した状態を維持できるようになれば、ストレスを感じにくくなり自然と免疫力も高まるというわけです。

免疫という自己防衛システムは実に複雑かつ精巧にできていて、さまざまな協調や連携によって成り立っています。

だからこそボディートークのようにホリスティックなアプローチが有効なのです。

ウイルスや花粉を恐れず自由に生きたい!

という方は一度試してみては?

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