Published on: 06/30/2019 | Last updated: 08/23/2024
潜在意識を変える方法。
昔からいろいろありますよね。
アファーメーションだとかホ・オポノポノだとかポジティブ・シンキングだとか冷えとりだとか、自己啓発系の諸々、数えきれないほどです。
その類のものに熱心に取り組んでいる人をわたしもこれまでにたくさん見てきました。
で、そういう人たちが少しだけ前向きになるということは実際にあるように見受けられますし、ほんのちょっとの変化であっても本人にとっては大きな進歩のように思えることもあるのかもしれません。
でも、そうやって生き方が根本的に変わったという事例は一度も目にしたことがないんですよね。
まあわたしが知らないだけであるのかもしれませんが万に一つの可能性じゃないでしょうか。
これらの方法がなぜうまくいかないのか?
そんなにも難しいことがボディートークやPSYCH-K®︎(サイケー)を用いればかんたんにできてしまうのはなぜか?
『思考のすごい力』で知られるブルース・リプトン博士がその仕組みを説明している動画をご紹介します。
設定のところから日本語の字幕も表示できますので興味のある方は見てみてください。
自動生成の機械翻訳なので間違いも多々ありますがあらましは理解できると思います。
※ 以下、翻訳ではなく内容まとめ(補足情報含む)です。
意志の力で潜在意識を変えようとする行為がいかに非現実的か、その答えは顕在意識と潜在意識の処理能力の違いにあります。
潜在意識が毎秒4000万ビットの情報を処理できる一方、顕在意識が扱えるデータ量は毎秒わずか40ビット。
つまり潜在意識のほうが100万倍も強力なのです。
ただし自由意志を生み出すのは顕在意識のほうであり、高性能な潜在意識は習慣性によって機能しています。
(注:とリプトン博士は言っているものの、大部分はそうだとしても実は潜在意識にも複数の階層があり、もっと複雑かつ高度な機能を担っているのですがその話はまた別の機会に)
認知神経科学者によると人が認識できるのは認知行動全体のうちのおよそ1〜5%のみ。
人生のなかで経験するできごとのなかで創造的なマインドである顕在意識が生み出しているのはわずか1%という人もたくさんいるわけです。
すなわち人生の95〜99%は潜在意識に仕込まれたプログラミングによって形作られているのです。
例えばこどもの頃にお店で何かがほしいと頼んだとき、いつも「あんたなんかにもったいない」と言われていたら、人生の95%においてあなたは自分はほしいものを手にする価値がない人間であるという現実を確定させるために妨害行動をとります。
潜在意識はこうしたプログラムから現実を創り出すので、そこにネガティブな信念が刷り込まれていたらネガティブな人生経験を出現させるために日々の95%を費やすことになってしまいます。
さらにもうひとつ問題があります。
意志の力で左右できるのは顕在意識が焦点を当てている部分だけで、それ以外はすべて潜在意識によってコントロールされます。
しかし、顕在意識というのはほとんどの場合、過去や未来に囚われて、現在、つまり今この瞬間にはなかなかフォーカスできないようにできています。
そうなると目を覚ましている間にしていることのほとんどすべてが潜在意識に仕込まれたプログラムのとおりに実行されることになります。
つまり自分自身が望むプログラムではなく、周りの人々や環境によって刷り込まれたプログラムを再生しつづけているということ。
人生がうまくいかないとき、「宇宙が味方してくれない」と思うかもしれません。
でも実は無意識にやっている自分自身のふるまいが妨げとなっているだけなんです。
「じゃあ前向きに考えるように意識しよう」と思う人もいるかもしれません。
でも前向きに考えようとするのはどっちの意識?
40ビット/秒の処理能力で認知行動の5%を左右するだけの顕在意識ですね。
人生というショーをプロデュースしているのは誰?
4000万ビット/秒の処理能力を誇り、認知行動の95%を司る潜在意識に仕込まれたプログラムです。
計算してみてください。
前向きに考えようとする顕在意識の意志によって、ネガティブな潜在意識を覆すことは可能でしょうか?
スペックの低いコンピュータで高性能のコンピュータのプログラムを書き換えるなんて困難ですよね。
潜在意識のプログラミングというのはカセットテープ(CDでもDVDでもいいですが)のようなものです。
人から渡されたテープをプレイヤーに入れて再生ボタンを押す。
その中身が気に入らないからといって再生機に向かって「別のにして!」といくら叫んでも、プログラムが変わるわけではありません。
顕在意識から潜在意識に訴えかけても無力なんです。
でも、これらのプログラムを変える方法はあります。
録音ボタンを押す方法さえ知っていれば。
ひとつは顕在意識から潜在意識に働きかけること。
ただこの場合はすでに説明したとおり、100万倍のパワーをもつ相手を凌駕しなくてはならないため、それにじゅうぶんなだけの強度と繰り返しが必要となるので、膨大な時間がかかる上に成功する可能性は低いです。
ふたつめは催眠療法です。
脳を幼少期の学習しやすい状態に戻し、そこに新しいプログラムを入れてテープを書き換えればいい。
でも、それよりもっと手っ取り早く実効性の高い方法があります。
“エネルギー心理学”と呼ばれる最新の療法です。
これにはさまざまな種類がありますが、ここでリプトン博士はいくつか具体例に言及していて、ボディートーク、ホログラフィックリパターニング、EMDR、EFT、そして彼自身がもっともよく慣れ親しんでいるものとしてPSYCH-K®︎を挙げています。
これらは録音ボタンを押す、つまり潜在意識に直接作用する特殊なテクニックを用いて、これまでの人生の間ずっと抱えこんできた信念、すなわちプログラミングを短時間のうちに変えることができる画期的療法として効果が認められ、世界中で広がりつつあります。
こんなに便利なツール、使わないなんてもったいないと思いませんか?