ブルース・リプトン『思考のすごい力』:思い込みが健康を左右する科学的メカニズム

Published on: 08/24/2024 | Last updated: 09/16/2024


PSYCH-K®︎のセッションに来られる方にきっかけをおうかがいすると、みなさん「ブルース・リプトン博士の本で知って日本でできるところを探しました」とおっしゃいます。Amazonによると12刷2.9万部突破だそうでロングセラーになっているみたいですね。

“スピリチュアル”でも“自己啓発”でもない潜在意識のメカニズム、気になりませんか?

「潜在意識を変えたくていろいろ試してみたけどうまくいかない」
「ブルース・リプトンのエネルギー心理学ってなに?」

という方に博士が提唱する画期的な理論の基本概念と、潜在意識の書き換えを成功させるためのポイントをご紹介します。

細胞生物学者として世界的に知られるリプトン博士は著書“The Biology of Belief”(『思考のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか』)で一躍脚光を浴びました。

当時は常識とされていた遺伝子が生物の特性を決定づけるという考え方を覆し、環境や意識がいかに細胞のふるまいを変え、身体機能に影響を及ぼすかを科学的に検証してみせ、生物学に革命をもたらしたのです。

エピジェネティクスの先駆者

博士が説くように、遺伝子そのものは単なる設計図にすぎず、それが実際にどのように作用するかは後天的な要因に大いに左右されます。

これが“エピジェネティクス”という概念です。例えば、同じ遺伝子をもつ一卵性双生児でも生活環境や食事、ストレスといった条件が違うと、一方は健康でもう一方は病気になることもありますよね。

つまり運命は生まれながらに定められているのではなく、環境や生き方によって変わるし変えられるのです。そして、そのカギを握るのがエピジェネティクス。60年代から研究を重ねてきたリプトン博士はまさにこの分野の先駆者と言えるでしょう。

カギを握る潜在意識

エピジェネティクスは遺伝子のどの部分を活性化しどの部分をオフにするかを制御する仕組みですが、それを決定づける要因となるのが環境や意識です。

より具体的には、とくに幼少期における環境的要因に対する反応や観察、周囲の人間の意識から受ける影響などをもとに、無意識に仕込まれるプログラミング、すなわち信念/思い込みの影響が重大であると博士は言います。

なにせ日常生活の95%以上が潜在意識による自動運転でコントロールされているわけですから、そのプログラミングを書き換えられれば、健康状態も人生も変わります。

でもこれがなかなか難しい。

なぜなら意識は氷山に例えられるように、大部分を占める無意識(潜在意識)は表層のごく一部である顕在意識よりもはるかに強力なため、意志の力で変えようとがんばっても無意識に打ち勝つことはできず、結局は同じ行動パターンや思考パターンを繰り返すことになってしまうのです。

これは従来型の心理療法ではなかなかアプローチできない領域でした。

最新科学で潜在意識を変える

そこで博士が着目したのが量子物理学をもとに発展しつつあり、エネルギーと意識とを結びつける最先端のエネルギー心理学(という言葉をリプトン博士は用いていますが、より一般的にはエネルギー療法と呼ばれる)でした。

これらは潜在意識に直接アプローチできる独自のテクニックが用いるのが特徴です。それにより潜在意識に刷り込まれたプログラミングを比較的かんたんに書き換えることができるようになったのです。『思考のすごい力』ではこのメカニズムについてもわかりやすく解説されています。

潜在意識は健康やメンタルヘルスのみならず、人間関係、社会的成功など人生のあらゆる側面に決定的な影響を与えるため、これらの画期的なツールの登場はQOL(生活の質)を大きく向上させる可能性を開きました。

リプトン博士お墨つきの療法リスト

ブルース・リプトン博士の公式ホームページでは、潜在意識の書き換えに有効なエネルギー心理学を応用した療法のなかで、博士が推奨するモダリティがリストアップされています↓

1. PSYCH-K®︎

トップに掲載されているのが『思考のすごい力』でも大プッシュされているPSYCH-K®︎(サイケーと読みます)。

わたしも2016年にこの本を読んで「おもしろそう!」とピンときて、すぐにネットで直近で開催されるワークショップを調べて申し込み、2週間後にはロンドンにいました。到着して地下鉄から外に出るときれいなダブルレインボー!(冒頭の写真)という幸先のよいPSYCH-K®︎との出会いでした。

翌年にはさらにオーストラリアでPSYCH-K®︎ PRO(PSYCH-K®︎Master Facilitation Workshop)PSYCH-K®︎ Advanced Integration Workshopも受講し、日本ではまだ稀な上級テクニックを用いたセッションをファシリテートさせていただいています。

ブルース・リプトン博士も日常に取り入れているというPSYCH-K®︎を体験してみたいという方はぜひセッションでお会いしましょう!

PSYCH-K®︎とは?

2. ボディートーク

3つ目に挙げられているのがボディートークです。ブルース・リプトン博士は創始者のジョン・ヴェルトハイム博士とも交流があり、ボディートークのカンファレンスに登壇したこともあります。

公式ホームページの紹介文でもその効果の程に太鼓判を捺してくれていますよ(日本語訳)↓


ボディートークは驚異的なまでにシンプルかつ効果的な療法で、身体のエネルギーシステムの同調を回復させ、それらが本来意図されたとおりに機能する状態へと導きます。体内のそれぞれの器官、細胞、原子は絶え間なく互いにコミュニケーションを取り合っているのです。日々の生活でストレスにさらされると、これらのコミュニケーション網が阻害され、その結果、身体面、感情面および/または心理面の健康が損なわれます。そうしたコミュニケーション網を復旧することで、身体のメカニズムが最適化された状態で機能できるようになり、病気の予防や、治癒プロセスの加速化につながります。ボディトークは多くの健康問題を治療するための療法として単独で使えるだけでなく、既存のヘルスケア・システムにシームレスに統合でき、その治療効果を高め、治癒を促進することもできます。

ボディートークの強みのひとつは拡張性、つまり他のテクニックやツールを組み込んで使える点ですが、当サロンではエピジェネティクスを最適化するテクニックを統合したセッションを行なっています。より早く結果を出したい方はぜひご予約ください。

ボディートークとは?

PSYCH-K®︎+ボディートークでさらにパワーアップ!

ブルース・リプトン博士も言及しているように、ボディートークは他の療法と組み合わせることで相乗効果を得ることができます。

もちろんPSYCH-K®︎との相性もバッチリです。

PSYCH-K®︎は意識の側面からのみのアプローチになりますが、ボディートークにはアンバランスな信念が身体機能として固定化されたものを解除するテクニックも含まれるため、意識と身体の両面から変化をサポートできます。

当サロンのお客様もPSYCH-K®︎とボディートークを併用している人の方が明らかに変化が早く、PSYCH-K®︎プロセスもスムーズに進みやすいですね。

できるだけ早く効果を実感したい方には合わせ技がおすすめです。

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運命は自分で決められる

ブルース・リプトン博士が解き明かしたとおり、最新の科学的知見を用いれば、はるか昔、幼少時に刷り込まれた潜在意識のプログラミングであっても書き換えられます。

運命は定められたものではなく、自分で変えられるのです。

『思考のすごい力』では、旧来のニュートン的で物質偏重主義の医学界に身を置いていた博士が、“新しい生物学”に目覚め人生を転換させた自らの体験談と研究結果をもとに、最先端の科学の世界においてエネルギー療法がいかに合理的であるかを科学的視点からわかりやすく説明してくれています。

世界中で多くの読者に勇気と希望を与えた名著、興味がある方はぜひ読んでみてください。

PSYCH-K®︎について

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