アスリートの体と心のケアに

Published on: 06/27/2017 | Last updated: 09/16/2024

私事ですが、今年の冬からフィギュアスケートはじめました。

本格的なスポーツは数十年ぶりですが、できなかったことがどんどんできるようになっていくのが楽しくて、旅もそこそこに練習に勤しむくらいすっかりハマってしまってます。

次にニューヨークにいったときにはセントラル・パークやロックフェラーセンターで滑りまくるぞ!

で、スポーツが生活の一部となってますます、ボディートークやっててよかったー!と実感することが増えたので、今回はプロアマ問わずアスリートのみなさんに知ってほしいお話を。

実はボディートーク発祥の地である北米では、アメフトやプロテニスの選手など多くのトップアスリートが体のメンテナンスとパフォーマンス向上のためにボディートークを取り入れて活躍をつづけています。

定期的にセッションを受けるようになってから飛躍的に成績を伸ばした選手も少なくありません。

世界ランクでぎりぎりトップ100くらいをウロウロしていたプロテニスプレーヤーが2年後にはトップ5まで登りつめていたという実例もあるくらいです。

なぜアスリートにボディートークが役立つのか?

スポーツは心技体のバランスが大切とよくいわれますよね。

そのすべての面に統合的にアプローチできる数少ない療法がボディートークだからです。

まず心。

高いレベルで競技に打ち込んでいる人であれば必ずメンタルトレーニングを取り入れているでしょう。

従来の手法であれば、成功イメージを刷り込んだり、ネガティブな思考が浮かばないようになどと顕在意識から習慣づけていくことになります。

これは続ければ確かに効果はあるのですが、心の状態を大きく左右する無意識の部分にまで浸透させるには時間と修練が必要。

その点、ボディートークでは量子物理学を応用した手法で無意識に直接働きかけ、そこにある根本原因を取り除くので、はるかに効率的に同等の効果を得ることができます。

「失敗したらどうしよう」と不安に駆られて集中できない。

「勝たなきゃ」と自分にプレッシャーをかけて焦ってしまう。

といった心の乱れをもたらすのは、過去の経験から生じ処理しきれないまま無意識に溜め込まれた感情や記憶です。

それは競技とは直接関係ないように思える何かかもしれないし、本人は覚えてさえいないようなことかもしれません。

それでも体はちゃんと知っていますから、体の声に耳を傾ければ、それらを特定し解除できる。

それがボディートークです。

そうして心のモヤモヤやザワザワがなくなれば、リラックスしつつ”今ここ”に集中できるようになります。

つまり”ゾーンに入る”という状態ですね。

ボディートークをつづけていくとスポーツに限らずこれを体験する機会が圧倒的に増えてきます。

次に技。

これにはもちろん鍛錬が必要ですが、ボディートークには全身の筋肉と骨格のバランスを整え、柔軟性と可動域を広げたり身体のコーディネーションの精度を上げる効果があるので全体的な運動能力の底上げにつながります。

また、意識がクリアになることで集中力が上がるため、効率的に練習を行い、体に負荷をかけすぎず技術を磨くことができるようになります。

そして体。

まず上記と重複しますが、全体的なバランスが整うので身体能力が向上し、疲れにくく、怪我もしにくくなります。

とはいえ、アスリートには怪我はつきものですよね。

ボディートークは身体的機能や各器官の修復を促進すると同時に、心と体、精神すべてが調和して身体が本来もっている自然治癒力が発揮されやすい状態を整えていくため、病気や怪我をしたとしても治りが早くなります。

スケートも怪我が多いスポーツですが捻挫や打撲程度であれば直後に応急処置的なセッションをしておくと、腫れることもなく翌日にはすっかり治っていて練習を休まずにすむので助かっていますよ。

重篤な怪我の場合には外科的な処置や物理的な治療が必要ですが、ボディートークを併用すれば回復を早めることができます。

実際に、病院での治療やリハビリと並行してセッションを受ける方もいらっしゃいますが、現代医学の常識ではありえないスピードで治癒が進むので、医者や理学療法士が驚いていたという話をよく耳にします。

そういう意味では大きい手術や怪我の後で復帰を目指す際にも有効ですね。

ボディートークのもうひとつの特徴は個々の施術者が自分の持つ知識や技術を統合して用いてセッションの幅を広げることができる点。

当サロンではスポーツ医学の専門家が考案したFascial Energeticsという筋膜のエネルギーを調整する療法を組み合わせて施術を行っていますので、より効果的なリリースが可能です(参照 →

また、同じ箇所を何度も怪我してしまうとか怪我がクセになるといわれることがありますよね。

これには多くの場合、意識の問題が関係しています。

ネガティブな意識や感情が身体の一部に宿るとその部分が弱くなり不具合を起こしやすくなるんです。

たとえば、ごく単純なケースでは怪我をした瞬間に感じた恐怖心がその箇所に留まり、そのせいで何度もそこを傷めてしまうといったように。

もっと複雑な因果関係があることも多いのですが、いずれにしても慢性化した症状の根本原因は意識にあります。

従来の療法では身体機能を回復させるための物理的な治療のみでその根源にある意識の問題は解決されないままなので、自然治癒力がじゅうぶんに働かず、同じ故障を繰り返すことになるのです。

ボディートークはその点で効果的に対処できるからこそ、半身不随だった人が歩けるようになったり

現代医学では再生不可能とされている身体機能が回復するといった“奇跡”があたりまえに起きるわけです。

わたし自身、十代の頃に剣道をやっていて、かなりハードな練習だったためオーバーワークで膝を壊してしまいました。

治療してもしばらくすると痛みが出て水がたまるのを何度も繰り返すうち、次第に悪化して最終的には

ドクターストップで一切のスポーツができなくなりました。

数年かけて日常生活には支障がない程度に治ったもののそれ以来ずっと、雨が降ると痛んだり、近所のこどもと軽くサッカーをしただけでズキズキする、ちょっとした低山ハイキングでも水がたまるといった状態で、膝は消耗品ともいいますから一回やってしまうと一生こんなもんなのかなと思っていたんです。

それがボディートークでメンテナンスをするようになってから「あれ? さいきん膝がめっちゃ軽い!?」と気づき、そんなとき成り行きで富士山の頂上まで登ってみたら、クタクタになるほどきつかったのに膝にはまったく痛みが出なかったのがうれしい驚きでした。

ボディートークに出会っていなかったら趣味とはいえ再びスポーツができる日はこなかったはず。

スケートの楽しさを知ることもなかったでしょうから今はとても感謝しています。

わたしなんかとはまったく違うレベルの話ですが、すばらしい才能の持ち主なのに怪我のために若くしてスポーツの道をあきらめるアスリートもたくさんいますよね。

そういう場でボディートークが活用される時代がくることを心から願っています。

さらに!

試合やトライアウトなど特定のイベントにおいて持てる力を最大限に発揮できる状態を整えるためのパフォーマンスセッションもできます。

実力はあるのに本番になるとなぜかうまくいかない。

そんなストレスを払拭してみませんか?

先日も趣味でマラソンをされている方からこれによってレース当日、緊張せず楽しんで走ることができ、自己ベストを更新できたと喜びのご報告をいただきわたしもとてもうれしかったです。

このように、トップレベルのアスリートから趣味でスポーツをたしなむ人まで、ボディートークはいいことづくめ!

うまく活用しながらスポーツを楽しみましょう。

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