Published on: 04/12/2016 | Last updated: 09/13/2024
この夏、ボディートークの創始者であるジョン・ヴェルトハイム博士が、ボディートークを新たな段階へと昇華させるもっとも重要な発展と位置づけるクラスが開催されました。
春にお会いしたときにもこのクラスがいかに画期的なものであるかをかなり力説されていたので気にはなっていたのですが、今年はすでに6つものクラスに参加しているし、マイアミはアクセス悪くて遠いし、今回はパスかなあ。。。
と思っていたところ、ちょうどその日程の予定がキャンセルになり時間ができたので、ああそういうことかということで滞在中のバンクーバーから週末にひとっ飛び。
結果、これまでのボディートークのクラスとは一線を画す非常に興味深いコンセプトとテクニックを学ぶことができました。
また、博士によるますますパワフルなデモセッションに接して確かにボディートーク・システムが次なる領域へと踏み込んだことを身をもって実感するとともに、この道を極めようという決意を新たにすることになったのでした。
治療家としてのヴェルトハイム博士の40年にもおよぶ研究と実践、思索の成果が結実したこのクラスのタイトルは“魂の旅〜精神と3つの脳の探究”。
当初から博士が追求していたのは恒久的に効果を上げられる療法でした。
それはボディートーク・システムの確立によってある程度達成され、その効果は他の療法よりは比較的持続性の高いものとなっています。
しかし、それでもやはり効果は時間が経てば薄れてしまう。
内なる叡智は健やかさへと向かうはずなのに、なぜ?
その疑問を解くカギとなったのが“3つの脳”と魂の関係性。
一般的に脳といえば頭のなかにある脳ですが古代からの知恵ではその他に2つの脳があるとされています。
心臓の脳と腸の脳です。
実は本来、感情だけでなく思考、判断などすべてはこれら2つの脳から生じ、頭部の脳は処理装置あるいは調整役にすぎません。
とりわけ要となるのは生命への衝動の中核を担う腸の脳。
英語では直感のことをズバリ”gut feeling(gutは腸の意味)”といいますし、日本語でも「腹で考える」という言い回しがあるように、人間は昔から本能的に脳としての腸の重要性を知っていました。
現在でも「頭で考えるとうまくいかない」という感覚は一般的ですよね。
ところが現代人の多くは頭部の脳が支配的になっていて、心臓の脳と、とりわけ腸の脳がうまく機能していないため、内なる叡智、自然治癒力や直感が鈍ってしまっている状態、つまり魂との連携がうまく取れていないのです。
魂はときに何千年もかけて、いくつもの転生を経て旅をします。
そのなかで経験を積み重ね教訓を得ながら課題をクリアして成長しつつ目的地へと向かっていく。
今の人生もその旅路の一部です。
そして魂が目指す方向性と矛盾する生き方をしていると物事がうまくいきにくく、身体も心も病気になりやすい。
3つの脳すべてが活性化し、かつ協調して魂の旅をサポートしている状態であれば、心身ともに健やかに、充実した人生を楽しむことができます。
そのためのテクニックがボディートークに新たに追加されました。
また、魂レベルでのトラウマ、ブロックとなっている前世の記憶を解放するテクニックもより強力なものとなりました。
魂のままに生き、自分の物語を紡ぐ。
そのお手伝いをするためのツールをこれからもさらに充実させていきます。