脳をリセット! 大脳皮質のタップでセルフケア

Published on: 03/20/2020 | Last updated: 09/16/2024

現代はストレス社会とも呼ばれるように誰もが日常的に強いストレスにさらされています。そのため多くの人は脳に負荷がかかりすぎ、電気を使いすぎたらブレーカーが落ちるのと同じように脳の回路が機能不全に陥っているのです。そうなるととくに右脳と左脳のコミュニケーションが阻害され脳全体をバランスよく使うことが難しくなってしまいます。

そこでボディートークには脳内の情報伝達システムをリセットして機能を回復させるためのセルフケア方法として、誰にでもかんたんにできる大脳皮質のタップというテクニックがあります。

これによって気持ちを落ち着けてリラックスできたり、集中しやすくなったり、さらに頭痛など軽微な体調不良を一時的に軽減するためのファーストエイドとしても有効です(問題を根本的に解決するには通常のボディートークセッションが必要となります)。

また、ボディートークのセッションを受けた後、大脳皮質のタップを行うと、施術内容を体と心が処理し、それによって生じた変化を心身に統合していくプロセスが促進されるので、クライアントのみなさまにはより高い効果を引き出すためにもこのテクニックを活用していただくようお伝えしています。

この動画ではボディートークシステムの創始者であるジョン・ヴェルトハイム博士が自らそのやり方を紹介しています。

現時点では日本語字幕はついていませんが、“設定”から“字幕”の項目を選ぶと自動生成の英語字幕を表示したり、“自動翻訳”から日本語を選んで機械翻訳を見ることができます。近いうちにちゃんとした日本語字幕をつけたいと思っていますのでしばらくお待ちください。

3分30秒あたりからヴェルトハイム博士が実際に大脳皮質のタップをやってみせていますので、それを見ながら以下を参考にやってみましょう。

◎大脳皮質のタップ

1. 片手の指を閉じ、後頭部の頭蓋骨のいちばん下に親指がくるように手をあてる。このとき、右脳と左脳に手がまたがるようにするのがポイント。この状態のままもう片方の手で頭、心臓(胸骨のあたり)、腸(おへそのあたり)の3か所を深呼吸しながら軽くタップ。タップするほうの手も右脳と左脳の両方に同時に触れるよう正中線をまたぐようにする。

※ なぜこの3か所をタップするかというと“3つの脳”だからです。詳しくは→脳は3つある⁈ 頭と心と体を調和させて生きるために

2. 頭蓋骨にあてていた手を手ひとつぶん上にずらし、同じようにタップ。手が眉の上にくるまでこれを繰り返す。

3. 次に両手を側頭部(耳の上部が隠れるくらいの位置)にあてる。両手をあてているイメージを保ったまま、片手を離して同じように深呼吸しながら3か所をタップする。タップし終わったら手を戻し、再び両手をあてている状態に。今度は反対の手を離してタップ。最後にまた両手をあてている状態に戻して終了。

ファーストエイドとして使う場合(強いストレスや痛みを軽減したいとき)は何セットか続けて行うとより効果的です。

毎日つづけるとよりうまくストレスに対応できる状態で安定してきますのでご家庭でかんたんにできる心身のメンテナンスとしてもおすすめです。

ヴェルトハイム博士のデモンストレーションはご自分でやる場合の方法ですが、他の人にしてあげたいときは次の動画をご参照ください(3分30秒くらいから)。こちらの方が情報としてはまとまっていてわかりやすいので近いうちに翻訳する予定です。

上部へスクロール