ヒーリングってあやしい…⁉︎

Published on: 10/27/2014 | Last updated: 09/13/2024

最近ちょっと気になった話。


知人のお友達が“自称ヒーラー”に薬をやめさせられてたいへんなことになったそうで
「ヒーリングなんて自称ヒーラーの自己満足でしかない! 無責任だ!!」
と、公の場で怒りをぶちまけていました。
そのような“自称”ヒーラーにひっかかって不幸な目に遭ってしまったお友達のことは心配ですが、こうしてヒーリング全体によくない印象を抱いてしまう人がいることは残念でなりません。
どんな場合でも盲目的に従うのは危険だし、本当に信頼できる人物なのか見極めることが大切ですよね。

そもそも本物のヒーラーなら自分にできる療法以外を否定するようなことはしないでしょう。
もちろん医師に処方された薬をムリにやめさせることもありません。
ボディートークにも「その他の様式」という項目があり、セッションの途中でそこに導かれた場合には、そのときそのクライアントさんが必要としているのはどのような癒しなのかをつきとめて、お知らせすることになります。
それはその施術者自身にできる他の種類のヒーリングかもしれないし、別のヒーラーのところへいったり、西洋医学的な治療を受けるために病院にいくことかもしれません。
そのとき抱えている問題にもっとも有益なのは何かを身体は本能的に知っているんです。

ボディートークではすべての人間や動物が生まれもつそのような自己を癒す知恵を「インネイト・ウィズダム」と呼び、それを通じてメッセージを受け取ってバランスを調整したり、無意識のなかにあるブロックやフィルターを解除するよう働きかけることで、自然治癒力が発揮されやすい状態へと導いていきます。
セッションのなかで食べ物や薬、物質など何かが要因として出てきたとしても施術者はそれに関してバランスをとることをインネイトに思い出させるだけで、何かをやめたほうがいいとは言いません。

意識的に何かを変えなくても、心身のバランスがとれてくると、いらないものを自然と欲さなくなったり、検査の数値が変わって薬の処方が減ったり、何らかの形でうまく対処できるようになります。

つまり、セッション後に調子がよくなるのはクライアントさん自身の力であって、施術者はそのプロセスを促進するお手伝いをしているだけ。
ですから、セッションの結果、こんな変化があったとか、こんなに楽になったというご報告をいただくたび、人間や動物のもつパワーの底知れなさに感動すると同時にすごく腑に落ちる感じがするんです。
特別な何かではなく、誰もが生まれつき当たり前にもっている力を回復すればいろんなことがうまく回りだすという、きわめてシンプルなシステム。
そのために役立つ癒しの方法はたくさんあって、そのときそのときで必要なものを組み合わせて使っていけばいいのではないでしょうか。
ボディートークも説明を聞いただけだとわけがわからなかったり信じがたい部分もたくさんありますが、ぜひ一度体験してみていただきたいです。

わたしの場合、タロットにしてもあまりそれらしくない雰囲気でやっているせいか、クライアントさんは占いははじめてとか、ふだんはほとんどしないという方がほとんどなのですが、一度お試しいただくと、リピーターになってくださることが多いです。
ボディートークについてもたいていは、ヒーリング? エネルギー療法? 遠隔セッション? あやしい! ほんとに効くの?というのが最初の感想なのでしょうが、そういった先入観を壊していくのも自分の役割なのかもしれません。

目には見えないけれど確かにそこにある力というのはわたしにとってはこどもの頃から日常にふつうにあるものでした。
それがより具体的に生活に役立つツールになったのがボディートークやタロット占いだと思っています。
へんに身構えず暮らしに取り入れると実は便利で人生がちょっと楽しくなる。
それくらい身近なものだということを伝えていきたいです。
「それってスピリチュアル?」と訊かれることがよくあって「うーん、スピリチュアルな要素も含まれるけどそれだけじゃなくてもっと広い……要するに宇宙かな」などと答えてしまい、余計に怪訝な顔をされてしまうことが多々ありますが、いわゆる“スピリチュアル”を敬遠している人にこそオススメしたい!
それがボディートークというホリスティック療法なのです。

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